スマホ版モンスターハンターはここから始まる‥‥!

スマホは今やラップトップPCに勝るとも劣らない性能まで進化しており、それにともなってゲームアプリも日進月歩の成長を遂げてきた。
カプコンの名作「モンスターハンター」もその一つである。「モンハン」の名を冠した数々のアプリが世に放たれてきたわけだが、本当のスマホ版モンハンは、この「モンスターハンターエクスプロア」から始まったと言っても過言ではないかもしれない。

その理由は操作性にある。
元来モンハンのインターフェースはPS2やPSPに見られるような多機能コントローラーをベースにして作られており、スマホのように、アナログパッドもない、感圧式ボタンもない、良くも悪くもシンプルすぎるデバイスには向いていなかったと言わざるを得ない。よってカプコンはモンハンの””操作感””その物を変更することを余儀なくされた。
例えば「モンスターハンターダイナミック」。これはパッと見
モンハンの戦闘画面のように見えて、実際はボタンをタップすることで、攻撃する、守る、避ける、などの動作が半自動的に行われる。タイミングがなかなかシビアで、ゲームとしての完成度は非常に高かったのだが、果たして皆が望んでいたモンハンなのだろうかと考えた際、決して首を縦に振ることは出来なかった。その後はカードゲームや卵運びなどのミニゲーム色が強いアプリがリリースされてゆき、「やはりスマホでモンハンは無理だったか‥‥」とあきらめかけていたときの、エクスプロアのリリースだった。
驚いたのはユーザーインターフェースのシンプルさ。
スマホ式MMOアプリに代表されるような3Dスティックキーが中央に配置されており、自由に動き回れるであろうことは容易に見てとれるのだが、このスティックが想像をはるかに越える役割を果たす。攻撃、回避、カメラ移動、特殊アクションなどがこの一つに詰まっており、かつ、本来の用途である移動操作の邪魔にならない。それによって、PSP版モンハンのような縦横無尽の戦闘が可能になり、モンハン本来の「狩っている」という実感が生まれた。
この一つのボタンにカプコンのたぐいまれな努力が感じられる。
これによって従来のモンハンアプリでは成し得なかった、本当のモンスターハンターを楽しんでいるユーザーを獲得できたといって良いだろう。
現在も高評価を維持し続けており、ダウンロードランキングも当分落ちることはないだろう。
この作品を皮切りに、スマホ版モンハンの黎明期を迎えて欲しいと切に願っている。

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